ミラン本田、強敵フィオレンティーナ戦勝利で黒子の働き 地元メディア「本田は犠牲になった」と及第点
ミランが2−0で16年リーグ戦初勝利
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、17日のフィオレンティーナ戦で2-0の勝利を収め、2016年のリーグ戦初勝利を挙げた。本田は右サイドハーフで先発フル出場し、相手のキーマンであるMFマルコス・アロンソと対峙。決定的な突破を許すことなく、守備面で貢献した。試合後に選手の採点を公開したイタリアメディアも、本田の守備面での貢献を高く評価している。
本田に「6.5点」と及第点以上の評価を与えたのは、サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」だった。見出しで「ホンダとボナベントゥーラは犠牲になった」と報じ、全体的な戦術が守備的になり、攻撃的MFの2人に負担が増える展開だったと指摘。献身性を評価している。寸評では「数少ない攻撃のチャンスでミスも多かったが、カバーリングは貴重なものになった。ゴールを狙ったミドルシュートは、運がなかった」と指摘。ボナベントゥーラとともに守備面の貢献度が高かったことが評価に値するとした。
また、この試合ではFWマリオ・バロテッリがスポーツヘルニアの手術での離脱から復帰し、9月27日のジェノア戦以来のピッチに立ったが、出場時間が短いため採点なしとされた。
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