「過去3度の移籍市場で南野のみ」 リバプールの静観を英紙強調も…来夏の大型補強に注目

今冬にリバプールへ加入したMF南野【写真:Getty Images】
今冬にリバプールへ加入したMF南野【写真:Getty Images】

近年の移籍市場では慎重な姿勢を貫くも「クロップがヒントを残した夏の計画」

 リバプールは今季、プレミアリーグ首位を独走する快進撃を見せているが、今冬の移籍市場では日本代表MF南野拓実の獲得にとどまっている。英メディアは「過去3度の移籍市場で投資したのは南野のみ」とチームが静観の姿勢を貫いていることを強調しつつ、来夏の大型補強についての可能性を指摘している。

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 1月1日付けでザルツブルクから加入した南野は、5日に行われたFAカップ3回戦エバートン戦(1-0)で公式戦の初陣を飾ると、23日のリーグ第24節ウルヴァーハンプトン戦(2-1)ではセネガル代表FWサディオ・マネの負傷離脱により、前半33分に緊急投入され、リーグ戦デビューを果たした。

 一方、29日に行われたウェストハム戦(2-0)ではマネの代役として先発出場したベルギー代表FWディボック・オリギも軽傷を負い、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーやスイス代表MFジェルダン・シャキリら負傷者が相次いでいるものの、思い切った補強には踏み切っていない。

 英紙「ガーディアン」は「リバプールが過去3度の移籍市場で投資したトップチームのフィールドプレーヤーは南野だけだ」と取り上げ、U-23チームとして獲得した16歳MFハーヴェイ・エリオット、18歳DFセップ・ファン・デン・ベルフやフリーで獲得したGKアドリアンを除き、即戦力として違約金を支払ったのは南野のみであると強調した。

 一方、英紙「デイリー・エクスプレス」は「リバプールの移籍問題でクロップがヒントを残した夏の計画」と見出しを打ち、ユルゲン・クロップ監督が来夏の補強に向けて今冬は静観したと説明。記事では半年後にライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの大型補強に踏み切る可能性を指摘している。

 また、来夏にはレバークーゼンの20歳MFカイ・ハフェルツの獲得も噂されており、リバプールにとっては積極的な移籍市場になる可能性もある。南野にとっては、今季残された試合で出来る限りのアピールを示すことが、今後の命運を分けるかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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