香川がマンUでの飛躍に向け強い決意 「監督の新しいシステムで成功し続けたい」「トロフィーも勝ち取りたい」

 香川は昨季リーグ戦先発が14試合のみに終わった。多くのサポーターはデイビッド・モイーズ元監督に対して日本代表選手に出場機会を与えるように訴えたが、出番においてそのパフォーマンスは冴えなかったと記事は伝えている。

「振り返ると昨シーズンは厳しい内容だった。僕はこのフラストレーションを、今季自分を表現するための引き金にしたい。新しい取り組みに挑戦し、結果を出し、ゴールを決めるために全力を尽くしている。僕は本当に楽しんでいるし、ユナイテッドの3年目でチームメートのこともよく分かっている」

 香川はアメリカで行われたギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ(ギネス杯)で優勝後、こう意気込みを語ったという。現地ではアトレチコ・マドリードが獲得オファーを出すと報じられるなど去就問題が騒がしくなる中、香川自身はマンUに残留し、ポジション争いに挑む決意を示しており、その思いは米国遠征からマンチェスターに戻った後にさらに強まったようだ。

「自分たちには去年がいいレッスンになった。一致団結して、同じゴールを目指すことが大事。もし、自分たちのベストを出せば、もっといい成績を残すことができる。監督の新しいシステムで成功し続けたい。トロフィーも勝ち取りたい。それがファンの望みだと思う」

 そう語ったという香川。ルイス・ファンハール監督の3‐4-1‐2システムでチームと自分自身のストロングポイントを出し、無冠に終わった昨季の屈辱を晴らすことを誓っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング