英紙がプレミアリーグ「補強診断」 南野加入のリバプールを評価「“万が一”に備えた」
「ユナイテッドはストライカーを求めてドタバタ」と英紙が指摘
1月31日を持って2019-20シーズンのヨーロッパ冬の移籍市場がクローズした。そのなかで英紙「ガーディアン」はプレミアリーグ各クラブの「補強診断」を掲載。日本代表MF南野拓実を獲得したリバプールについて、的確なリスクヘッジになったと評価している。
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「マンチェスター・ユナイテッドはストライカーを求めてドタバタし、シェフィールド・ユナイテッドは彼らの移籍金記録を打ち破った。その一方でチェルシー、そしてリバプールは自分たちの“万が一の状況”に備えた」
同紙は今回の移籍で特徴的だったクラブについてこのように列記している。例えばユナイテッドで言えばポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを4500万ポンド(約64億3500万円)で獲得したことは「オレ・グンナー・スールシャール監督にとって絶対的に必要なサポート」として評価した。
その一方で「9番の移籍期限日のスクランブル獲得はあまり信頼できない」と記し、駆け込みで上海緑地申花から期限付き移籍で獲得したナイジェリア代表FWオディオン・イガロについて疑問符をつけている。
ユナイテッドとは対照的にポイント補強がハマった例として挙げられているのは、リバプールと南野だ。
「ユルゲン・クロップ監督は基本的に1月の新加入は避けているものの、730万ポンドという“バーゲン価格”によって、日本代表のタクミ・ミナミノと契約できるチャンスに抵抗するはずもなかった」「ご承知の通り、元ザルツブルクのプレーメーカーは、今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレミア首位相手に対してインパクトを見せつけたからだ」と、CLでの活躍が契約に直結したと指摘している。
同紙は1日に行われるプレミア第25節サウサンプトン戦の予想スタメンで、南野がサブ起用と想定している。現時点の南野は前線で万能のバックアッパーという位置づけだが、的確な補強という現時点での評価を“特大の成功”へと変えることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)