スアレスが今季中の復帰が絶望的な大怪我を負い、バルセロナはストライカー不在

　ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの負傷により、ストライカーの獲得が報じられていたバルセロナは、今冬の移籍市場では補強に動かないようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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　今季中の復帰が絶望的なスアレスに代わるオプションを獲得するのか問われたキケ・セティエン新監督は、フランス代表FWウスマン・デンベレの復帰を待ちわびているようだ。

　5-0で勝利した現地時間1月30日のコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）ラウンド16・レガネス戦後、セティエン監督は「私は落ち着いているよ。数週間でデンベレが戻ってくるからね。すべてが上手くいくだろう」と語った。

「特別な才能に恵まれていて、我々は彼の持てる力をすべて引き出そうと思っている。彼はどのポジションでプレーするかに関係なく、私たちに多くのことを与えてくれる。ウイングでのプレーがより心地良さそうだが、我々は彼にボールを届ける。そこからポテンシャルを見せてくれるはずだ。彼が安定した活躍を見せてくれることを期待しているよ。私は自分の持っている選手たちに自信を持っている。単純に市場に適したオプションがいなかったんだ」

　レガネスに勝利したバルセロナは、セティエン監督が就任してから最高のパフォーマンスを見せた。だが、指揮官はこの結果に流されることはないという。

「私は物事を注意深く分析することが好きなんだ。この試合をもう一度見直して、何か特別に上手く働いたことがあるかを確認したいと思う。私は一つの結果に流されないし、多くの組み合わせを試していく。再び3バックでプレーすることも考えていたからね」

　バルセロナで自身の色を出し始めてきたセティエン監督。復帰するデンベレは指揮官の期待通りにスアレスの穴を埋める存在となるだろうか。

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