ユーベFWディバラ、キャリアの“分岐点”を迎える? 今季終了後の去就に伊紙言及
2022年夏でユベントスとの契約が切れるディバラ 今夏の移籍市場の目玉となる可能性も
イタリア王者ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、ここからの半年間がキャリアにおける大きな決断の時期となるようだ。ユベントスの本拠地トリノの地元紙「コリエレ・ディ・トリノ」が報じている。
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ディバラはシーズン開幕前の移籍市場の時点では、放出候補と目されていた。ユベントスには今季からマウリツィオ・サッリ監督が就任し、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが期限付き移籍から復帰。サッリ監督とイグアインはナポリ時代に師弟関係を築いていた。
そして、ディバラに関しては適切なオファーが来れば放出される可能性があり、実際に同リーグのインテルからの獲得オファーはあったものの、アンドレア・アニェッリ会長が「戦略的に同じリーグには放出しない」という方針を打ち出したことで残留となった経緯がある。
一方でディバラは2022年夏で現在の契約が満了するため、今シーズン終了後には契約延長を行うか移籍金を得ての放出になるのか判断のタイミングが訪れる。ディバラ本人はユベントスでのキャリアを続ける意向があるものの、「全てはクラブの判断次第。経済的な理由で放出される可能性もある」と指摘されている。
ユベントスにおける栄光の背番号「10」を背負う左利きのアタッカーは、潜在的にスペインの2強であるバルセロナやレアル・マドリードが獲得への興味を持ち、イングランド・プレミアリーグからのマークもあると言われている。ユベントスの判断次第では、今夏の移籍市場での目玉選手となる可能性もあるだけに、残りのシーズンでどれだけのプレーを見せるかがキャリアの分岐点になるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)