今、最も決定力が高いFWは? 英特集「欧州得点率トップ10」…トップは69分に1点

(左から)レヴァンドフスキ、ムバッペ、アグエロ、ネイマール【写真:Getty Images】
(左から)レヴァンドフスキ、ムバッペ、アグエロ、ネイマール【写真:Getty Images】

C・ロナウドやメッシを抑えて、シティFWアグエロが堂々1位に

 今年も激化している欧州5大リーグの得点王争い。欧州の最多得点者に与えられるヨーロッパ・ゴールデンシューを誰が獲得するのかが注目されている。英メディア「GIVE ME SPORT」は、ここまでの「欧州得点率トップ10」を発表。ゴール数ではなく、どれだけ短時間でゴールを決めているかを基準としたランキングでは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を抑えて、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが1位に輝いている。

 総得点数ではなく、出場時間における得点の比率で順位化した今回のランキングでは、各国の多彩なゴールハンターたちが名前を連ねた。

 常に上位に名前が挙がるC・ロナウドとメッシは、まさかの6位以下。エルネスト・バルベルデ監督を解任するなど、なかなか本来の調子が上がってこないバルセロナのメッシは、ここまで14ゴールを記録。得点率は96分に1点の計算となり、9位となっている。また直近の試合でゴールを量産し始めているC・ロナウドは、ここまで1585分の出場で17ゴールを奪取。93分に1点の得点率で8位に入った。

 6位、5位にパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペが並ぶなか、4位と3位にはブンデスリーガ勢がランクイン。リバプールへの移籍が噂されるライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが80分に1点で4位に入り、21ゴールで得点ランキングトップに立つバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが3位となっている。

 2位はセリエAの得点王を走るラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレ。セリエA第20節サンプドリア戦でハットトリックを達成するなど絶好調のイタリア人ストライカーは1652分で23ゴールをマークし、72分に1点を奪う高い得点率で堂々の2位となった。

 そんな各国のストライカーたちを抑えてトップに立ったのがアグエロだ。他の選手たちと比べると得点数16は少し物足りなさを感じさせるが、今季のシティはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスもプレー。ここまで1111分という限られた出場時間の中で16ゴールを決めており、69分に1点の得点率は見事と言っていい。今後さらに出場時間が増えた時、どれだけゴール数を伸ばせるか期待したい。

 これからシーズンの後半戦に入っていく各国リーグ。得点ランキングでトップに立つのは誰になるのだろうか。

 英メディア「GIVE Me SPORT」が発表した「欧州得点率トップ10」は以下の通り。

1位 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表/マンチェスター・C/69分に1点)
2位 チーロ・インモービレ(イタリア代表/ラツィオ/72分に1点)
3位 ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表/バイエルン/80分に1点)
4位 ティモ・ヴェルナー(ドイツ代表/ライプツィヒ/80分に1点)
5位 キリアン・ムバッペ(フランス代表/PSG/84分に1点)
6位 ネイマール(ブラジル代表/PSG/88分に1点)
7位 ヨシップ・イリチッチ(スロベニア代表/アタランタ/90分に1点)
8位 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表/ユベントス/93分に1点)
9位 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ/96分に1点)
10位 アンヘル・ロドリゲス(スペイン/ヘタフェ/100分に1点)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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