ユナイテッドCEO、自宅が襲撃される クラブは緊急声明「決して容認できない」

マンチェスター・ユナイテッドCEOのエド・ウッドワード氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドCEOのエド・ウッドワード氏【写真:Getty Images】

集団が「お前は死ぬんだ」と歌いながら襲撃と英メディアが報道

 マンチェスター・ユナイテッドのCEO(最高経営責任者)を務めるエド・ウッドワード氏の自宅が、集団によって襲撃されたという。英公共放送「BBC」が報じた。

 「BBC」によると、マンチェスター近郊のチェシャーにあるウッドワード氏の自宅を複数の人物が襲撃。ソーシャルメディアに投稿された映像では、集団の中の1人がゲート越しに火を投げ入れ、他のメンバーはウッドワード氏に向けて「お前は死ぬんだ」と歌っていたという。ただ、襲撃時にウッドワード氏は在宅していなかったとのこと。

 ユナイテッドは緊急声明を発表し、犯罪行為を行った全ての人物を永久に出入り禁止処分とすることを明確にしたうえで、次のように続けている。

「ファンが意見を表明することと、犯罪行為や生命を脅かす行為は別物だ。そこに弁解の余地はない。フットボール界は我々と団結し、マンチェスター警察とともに決して容認できない加害者を特定することになるだろう」

 2013年からユナイテッドのCEOを務めるウッドワード氏はクラブの強化部門のトップとして知られる。チームは今季も波に乗り切れず、現在リーグ5位。「BBC」は「ウッドワードはここ数週間、サポーターの不満の対象となっていた」として、直近の2試合後にも今回と同様のチャントが歌われていたことを伝えている。

 どんな理由があろうとも、暴力に訴える行為は決して許されるものではない。犯人の早期検挙を願いたい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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