「浸水のピッチが意味したのは…」 FC東京、ホーム会場の“水たまり”に海外も注目

FC東京がフィリピン王者セレスネグロスを撃破しACL本選出場が決定
FC東京は28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフでフィリピン王者セレスネグロスと2-0で破り、本選出場を決めた。本拠地の東京スタジアム(味の素スタジアム)で開催された一戦だったが、豪雨による劣悪なピッチ状況に海外メディアも注目している。
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今季から4-3-3システムを採用しているFC東京は、MF髙萩洋次郎をアンカーに据え、ジュビロ磐田から獲得したMFアダイウトン、鹿島アントラーズから獲得したMFレアンドロを前線に配置した。後半3分に日本代表DF室屋成が先制点を決めると、後半44分にアダイウトンがダメ押しのループシュートで追加点を奪った。
本選出場権をつかんだ一方、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は豪雨により水たまりのできた劣悪なピッチ状況に注目。「浸水のピッチが意味したのは、FC東京側も本来のリズムを見出すのに(相手チームと)問題を共有する事態に直面したということだ」と指摘している。
試合を通して、ボールは冠水したピッチでほとんど動くことなく、ドリブルやパスワークが不可能な状態で行われ、両チームともに思わぬ苦戦を強いられることになったが、FC東京が勝負強さを見せる形でアジアの舞台に足を踏み入れた。
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