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ジダン政権で不遇の背番号10にマンUがロックオン! 英国史上最高額の移籍金で電撃補強を狙う
得点力不足に苦しむマンUの救世主に?
“白い巨人”のお家事情も見据えた動きだという。レアルは18歳未満の外国人選手補強の規定に抵触し、FIFAから今年夏と来年1月の移籍市場での補強禁止を命じられている。このために、今冬に約400億円の巨額を投じ大型補強を敢行すると噂されている。
うち130億円の移籍金でチェルシーのベルギー代表エデン・アザールの獲得を最優先事項とし、ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバ、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが獲得候補として挙げられている。一大補強となるために、ハメス放出で資金の一部を捻出することが可能となる。
ユナイテッドは今季開幕前に、スペインでの生活に馴染んでおらず英国復帰も噂されたウェールズ代表FWギャレス・ベイルの獲得を目指しているとされていたが、フロレンティーノ・ペレス会長の寵愛を受けており、売却不可能とされている。
ハメスの加入は、得点力不足に苦しむ”赤い悪魔”に大きな恩恵をもたらす。左サイドでドリブル突破という選択が多いオランダ代表メンフィス・デパイや、イングランド代表アシュリー・ヤングに対し、パサーとしての能力も高いハメスが入れば、DFダレイ・ブリントや長期離脱からの復帰が待たれるルーク・ショーらのオーバーラップも有効に使えるという算段もある。トップ下の位置に入るならば、エースFWウェイン・ルーニーとのコンビネーションによる中央突破も期待できる。
レアルの10番は、ワールドクラスのタレントを切望する”赤い悪魔”の救世主になるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images