鹿島が痛恨のACLプレーオフ敗退 元浦和FWナバウトに被弾…ザーゴ新体制、黒星発進

鹿島はナバウド(背番号9)に先制点を決められ0-1で敗れた【写真:Getty Images】
鹿島はナバウド(背番号9)に先制点を決められ0-1で敗れた【写真:Getty Images】

終盤猛攻も1点が遠くメルボルン・Vに0-1敗戦 本戦出場を逃し2年ぶりアジア制覇への道が断たれる

 昨季J1リーグ3位の鹿島アントラーズは28日、ホームのカシマスタジアムでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフのメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦に臨み、0-1で敗戦。2018年ACL王者が、ザーゴ新体制の初陣で白星を飾れず、本戦出場を逃す痛恨のスタートとなった。

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 大岩剛前監督の下で元日に天皇杯決勝のヴィッセル神戸戦(0-2)を戦い、短いオフを経て始動した鹿島は、雨の降りしきる本拠地で今季の公式戦初戦を迎えた。ブラジル人のザーゴ新監督はスタメンにFWエヴェラウド、MFファン・アラーノ、MF和泉竜司、MF永戸勝也、DF奈良竜樹、DF広瀬陸斗と新加入6選手を起用。スリッピーなピッチコンディションもあり、連係にぎこちなさを残す場面もあったが、鹿島が攻勢を仕掛けていく。前半31分には、クロスボールに反応したエヴェラウドがヘディングシュートを放つものの、クロスバーを直撃しゴールとはならなかった。

 前半を0-0で折り返すと後半9分、痛恨の失点を喫する。18年から昨夏まで浦和レッズに所属していたメルボルン・VのFWアンドリュー・ナバウトに左足を振り抜かれ、先制点を奪われた。

 その後、1点を追う形となった鹿島がさらにボールをキープし、敵陣でゲームを進める時間が長くなるも、思うように決定機を作り出せず。同27分には和泉に代えてMF白崎凌兵、同32分にはMFレオ・シルバに代えてFW伊藤翔とアタッカーを投入したが、引いて守備を固めるメルボルン・Vの牙城を崩すことはできなかった。

 試合はこのまま0-1で終了。2年ぶりのアジア制覇を目指し、必勝を誓って過密日程のなかでACLプレーオフに臨んだ鹿島だったが、ザーゴ新体制の船出を勝利で飾ることはできなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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