メルボルンV、本田元同僚の豪州代表DFがJ1移籍と発表 現地報道「浦和に加入する」
22歳DFの退団をクラブが発表…「J1クラブからのオファーを受ける」
オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーは28日、同国代表DFトーマス・デンがJ1クラブからのオファーを受けたために退団することを発表した。またオーストラリア紙「The Age」は、デンが移籍するクラブは浦和レッズだと報道。本人は「プロとしてのキャリアのために、J1リーグでプレーする機会を逃せなかった」と話している。
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22歳のデンは今月タイで行われたU-23アジア選手権のオーストラリア代表メンバーに選出。キャプテンマークを巻くなどして4試合に出場した。2015年にメルボルン・ビクトリーの加入し、16-17シーズンはオランダの強豪PSVのセカンドチームでプレー。17年にメルボルン・ビクトリーに復帰し、18-19シーズンは元日本代表MF本田圭佑とも共闘。185センチのサイズを生かして、センターバックや右サイドバックなどをこなす。
クラブは「DFトーマス・デンは、日本のJ1リーグでのプレーのオファーを受け、メルボルン・Vを退団する」と発表。クラブ名こそ明かさなかったが、「The Age」紙は「元アジア王者の浦和レッズに加入する」と報道している。公式ホームページにはデン本人のコメントも記載され、「難しい決断だったが、プロとしてのキャリアのために、J1リーグでプレーする機会を逃せなかった」と心境を吐露した。
同紙によると、タイでのU-23アジア選手権で浦和スカウト陣の目に留まったという。現地時間25日に行われた東京五輪切符を懸けたウズベキスタンとの3位決定戦(1-0)の前に移籍話が浮上したようだ。
メルボルン・ビクトリーはこの日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフで鹿島アントラーズと対戦。J1クラブ側からの公式発表はまだだが、日本の舞台で飛躍する若手DFの戦いぶりに注目が集まりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)