ファルカオが重度の肉離れで今季絶望も? 「元世界最強CF」を襲う危機的状況

チェルシー指揮官が復帰時期を明言できず

 チェルシーのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、太ももの重度の肉離れで今季絶望となる可能性が浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 昨季マンチェスター・ユナイテッドでリーグ戦4得点と背信のパフォーマンスに終わったファルカオは、今季モナコからチェルシーに期限付き移籍で加入したが、今季は公式戦11試合1得点とさらなる不振に陥っている。

 保有権を持つモナコで治療に励んでいたが、同クラブのバディム・バシリエフ副会長はファルカオのレンタル復帰を完全否定。チェルシーは不振のストライカー放出に失敗した。「エル・ティグレ(虎)」の異名を持ち、かつて世界最強クラスのストライカーと呼ばれた男は、たらい回しの2年間を過ごしている。

 チェルシーを率いるフース・ヒディンク監督は、ファルカオについて次のように語っている。

「彼が復調次第、メディカルスタッフとフィジカルスタッフが私の元に連れて来てくれることになっている。だが、復帰予定は決めていない。我々は彼に回復の時間を与えている。なぜなら、彼はフィジカル面の問題でいつも調子を落としてしまうからだ。通常なら選手を早く起用できるように(スタッフに)少しプレッシャーをかけるが、今回は一歩引いている。復調するまで待っている」

 

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