「史上最も面白い瞬間」 GKの“豪快空振り”珍プレー…実況爆笑のシーンに再脚光
2017年にマインツGKツェントナーが見せた“空振り”をブンデス公式が公開
衝撃の珍プレーが、再び脚光を浴びている。ドイツ・ブンデスリーガの公式ツイッターが、1本の動画を公開。日本代表FW武藤嘉紀(現ニューカッスル)が所属していた当時のマインツ守護神の“豪快空振り”にスポットライトを当て、「史上最も面白い瞬間」「なんてことだ」と反響を呼んでいる。
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ブンデスリーガ公式ツイッターが「見れば見るほど…」と綴って投稿したのは、2017年11月4日、1部リーグ第11節ボルシアMG戦(1-1)での一幕だ。当時、武藤が在籍していたマインツのドイツ人GKロビン・ツェントナーが驚くべきプレーを見せた。
マインツが1-0でリードして迎えた前半31分、ツェントナーはエリア内でバックパスを右足でトラップ。しかし、ボールから目を離して前方の様子を確認したツェントナーがパスを出そうと右足を振り抜くと、ボールは止まっておらず、右足は豪快に空を切った。相手が一気に詰めるなか、空振りに気付いたツェントナーは大慌てでボールに駆け寄り、混戦となったなかで味方が大きくクリアして事なきを得た。
まさかの“ドタバタ劇”には実況も「おっと、何をしているんだロビン・ツェントナー、挽回できるか! ハハハハハ! 彼を笑っているわけではないよ、断じてね…ワッハハハ、ごめん!」と大爆笑。返信欄には「サッカー史上最も面白い瞬間の一つ」「なんてことだ」「パントマイムみたい」などのコメントが並んでいた。
ドイツ誌「キッカー」によれば、ツェントナーは「狂気だね。ボールを受けて、見渡してからパスを出そうとした。視界の端に白いものが見えたが、そこに何もなかった」と話したという。ペナルティースポットをボールと見間違えたようだが、結果的に数年後も“珍プレー”として記憶されることになっている。