吹き荒れるチャイナマネーの猛威! ブラジルの23歳FW獲得に40億円を準備

パト獲得に失敗した天津権健が再び驚愕のメガオファーか

 先日、「ブラジルの至宝」と呼ばれACミランなどで活躍したコリンチャンスのFWアレシャンドレ・パトに、4年契約で年俸総額64億円のメガオファーを送りながら、一蹴されたことで話題を呼んだ中国2部の天津権健。豊富なチャイナマネーを誇る同クラブは、さらなる記録的な金額での補強を模索しているという。

 今回のターゲットは、ブラジルの名門で、バルセロナの同国代表FWネイマールなどを育てたクラブとしても有名なサントスFC所属の選手だという。中国紙の英字版「China Daily」は、23歳で評価が急上昇中のアタッカーであるFWジェウバーニョに対し、中国サッカー史上最高額となる移籍金3270万ドル(約40億円)のオファーを準備していると報じた。

 同紙によれば天津権健の事業部長は「突出している外国のプレーヤーを輸入することに対し、私たちは努力を全然惜しまない」とコメントしているという。すでにヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督に加えてFWルイス・ファビアーノ、MFジャジソンといったブラジルから獲得した選手をチームの核とした上で、1部復帰のために巨額の投資を行う用意があるという。

 果たして、ブラジルに向けられた超高額なチャイナマネーは、ブラジルの若手有望株として報じられるアタッカーに中国行きを決断させることができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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