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PSGが今夏のC・ロナウド獲得を断念? バルサからネイマール強奪を画策か
レアル補強禁止処分の余波 蜜月の関係を築いていたが…
レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードに対するFIFAの補強禁止処分が、早くも移籍市場に激震を与えている。パリ・サンジェルマンが、今季終了後の獲得に向けて動いていたレアルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを断念し、バルセロナのブラジル代表FWネイマールにターゲットを変更した。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
オイルマネーで潤うPSGは今季終了時点でスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが契約満了となるため、チームの新たな旗頭としてロナウドの獲得に全力を注いでいた。ロナウド自身も本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われたUEFAチャンピオンズリーグのPSG戦後に、敵将ローラン・ブランの耳元で囁くなど蜜月な関係は周知の事実となっていた。
30歳を過ぎたロナウドには放出の可能性も出ていたが、今回の補強禁止処分によってレアルはロナウドを放出しても代わりとなる新たなスター選手を獲得できないため、ペナルティが解除される2017年夏までエースの残留が事実上確定したことになる。
そのためPSGは、今夏の移籍市場でネイマール獲得に方向転換したという。ネイマールは現在バルセロナと契約延長交渉がこう着状態にあるため、オイルマネーを武器に強奪を狙っているという。
11日に発表されたFIFA年間最優秀選手賞(バロンドール)で、3位に選出されたブラジルの”魔法使い”が、来季チームの新たなシンボルとしてパリに君臨することになるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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