「年間最優秀パスを創出」 レスターMFの必殺“50mスルーパス”に英注目「デ・ブライネ彷彿」
決勝点演出したプラートの相手守備陣を一網打尽にするスルーパスに称賛
レスター・シティは現地時間25日、FAカップ4回戦で2部ブレントフォードと対戦し、1-0で勝利を収めた。決勝点の起点となったベルギー代表MFデニス・プラートの超ロングスルーパスに英メディアは「並外れたスルーパスで年間最優秀パスの候補を創出した」と取り上げている。
現在プレミアリーグ3位につける躍進を見せるレスターは、主力の温存も兼ね、カップ戦で先発メンバーを入れ替えるローテーションを導入したが、試合開始早々の前半4分に幸先良く先制点を奪った。
ハーフウエーライン付近でボールを持ったプラートは、前線を確認するや否や右足を力強く振り抜くと、地を這うようなグラウンダーのスルーパスは相手守備網をかいくぐり、右サイドを駆け上がっていたDFジェームス・ジャスティンへと通り、その折り返しをナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョが押し込んでネットを揺らした。
結果的にこの1点が決勝ゴールとなったが、起点となったプラートの約50メートルスルーパスに英メディア「スポーツ・バイブル」は「プラートは並外れたスルーパスで年間最優秀パスの候補を創出した」と見出しを打って注目している。
「ワンダフルなパスにフットボールファンはSNS上でマンチェスター・シティのデ・ブライネを彷彿させるとヒートアップしている」と説明。現在のレスターはブレンダン・ロジャース監督の下、パスワークを武器に飛躍を遂げているが、そのなかでも突出したスルーパスと言えそうだ。
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