東京五輪、アジア最後の“切符”をオーストラリアが獲得! ウズベキスタンに1-0で勝利
オーストラリアが3大会ぶり8度目の五輪出場権を獲得
タイで開催されているU-23アジア選手権の3位決定戦が25日に行われ、オーストラリアが前回大会王者のウズベキスタンを1-0で下し、最後の東京五輪出場権を獲得した。7月に始まる本大会には、アジアから開催国の日本と、決勝に残った韓国(9大会連続11度目)、サウジアラビア(6大会ぶり3度目)、オーストラリア(3大会ぶり8度目)が出場する。
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グループリーグA組のオーストラリアは、西野朗監督率いるタイ代表に2-1で勝利するなど、1勝2分で1位突破。準々決勝はシリアと対戦し、延長戦を1-0で制した。だが、続く準決勝で韓国に0-2で敗れ、3位決定の舞台に進んだ。
今大会、一番白熱する一戦ともいえる3位決定戦――。勝てば、五輪出場。負ければ、敗退。前半は互いに好機をものにすることができず、勝負は後半に持ち込まれた。
すると後半開始直後、オーストラリアが個人技で先制点をつかむ。FWニコラス・ダゴスティーノが低い位置からスルスルとドリブルで上がると、そのままペナルティーエリア内まで侵入。エリア内左から右足を振り抜き、ファーサイドのゴール右へと突き刺した。
対する2年前の前回大会王者ウズベキスタンは、後半15分にMFオイデク・ボゾロフが相手に対して危険なプレーをおかしてしまい、一発退場。1点を追う状況で1人欠く厳しい展開となってしまった。
初めての五輪出場を懸けたウズベキスタンだったが、終盤に怒涛の攻撃を見せるもゴールは遠い。連日の気温30度超えと厳しい日程のなか、オーストラリアが守り切り、3大会ぶり8度目の五輪切符を掴み取った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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