サンペールは「神戸のもう1人の“皇帝”に」 不遇のバルサ時代から“日本で復調”に注目
神戸2年目の元バルサMFサンペールが意気込み 「野心的で大きな挑戦が待っている」
ヴィッセル神戸は今年の元日に行われた天皇杯でクラブ初の公式戦タイトルを獲得し、2020シーズンでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に初出場するなど、新たなステップの年となる。そのなかで昨季からチームに加わったバルセロナ下部組織出身のスペイン人MFセルジ・サンペールが地元紙「ムンド・デポルティーボ」のインタビューに答えている。
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サンペールはバルサ時代に怪我続きで、なおかつ中盤での分厚い陣容で出場機会が限られ、昨年2月にJリーグに参戦する驚きの決断を下した。「(移籍発表する)1週間前は信じられないことだったけど、この決断は必要だった。困難かつリスクある決断だったけど、今では週2回試合に絡んで、自分の能力を全力で出したいと思っている」と、徐々にチーム内での立ち位置を作っていることを明かした。
神戸の現状については「僕たちは残留争いで苦労しているチームだったけど、ここ近年は力を費やしている。チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を持っているから、とても野心的で大きな挑戦が待っているしね」と意気込みを示している。
また今後の去就については「戻る時ではないけど、(ヨーロッパ復帰は)頭の中にはある。サッカーは目まぐるしく変わっているし、いつかとは決めないんだ。今は2020シーズンとACLに集中している」と言及。神戸の一員として戦うことを明言するとともに「スカウトはすべてのリーグを見ている。だからこそどのチームでプレーする準備もある」と正直な胸の内を明かしている。
ただ同紙は「イニエスタとともに、彼はJリーグの10カ月で自信、継続性を見出している」「サンペールは神戸のもう1人の“皇帝”になりつつある」と不遇をかこったバルサ時代からの復調を果たしたと見ている。
来たる新シーズン、さらなる活躍を見せることでサンペールの名を再びスペインの地にとどろかせることはできるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)