元スペイン代表MFシルバ、“レアル加入寸前”の過去を告白 「毎年呼んでくれたが…」
10代の時に訪れたレアル加入のチャンスについて回想 「私は行かなかった」
イングランド・プレミアリーグの王者マンチェスター・シティに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバが、10代の頃に母国の強豪であるレアル・マドリード加入のチャンスが目の前にあったことを明かした。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
現在34歳のシルバは、ユース時代から過ごしたバレンシアで頭角を現しスペイン代表としても活躍すると、2010-11シーズンにシティへ移籍した。左利きの司令塔として攻撃にアクセントを加え、これまで4度のプレミアリーグ制覇などタイトル獲得に貢献。契約が2020年6月で満了となるなか、昨年6月には今季限りで退団する意向を示している。
そんなシルバは、シティ加入10周年目を祝ってクラブが発表したドキュメンタリー『メイド・イン・グラン・カナリア』で、何度もレアルからオファーがあり、加入寸前だった過去を語っている。
シルバは10代の頃にバルデベバスで行われたレアルのトライアルに参加。父親が、まだ若かったシルバが家を出る準備ができていないと判断し、その旨をクラブ側に伝えたと説明している。
「あの後、私が再び(スペイン本土に)行くことはなかった。彼らは毎年呼んでくれたが、私は行かなかった。その翌年、私は自分の町に戻り、14歳までそこでプレーした」
退団後の新天地候補として、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、今年から米MLS(メジャーリーグサッカー)に新規参入するインテル・マイアミ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがプレーするJ1ヴィッセル神戸の名前も挙がっているシルバ。“幻“のレアルプレイヤーの去就に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)