浦和の2016年が始動! 無冠の続く指揮官は謎めいた所信表明 「私はタイトルという言葉を使わない」
リーグ戦は昨季の「勝ち点72」超えへ
「ACLで昨季はグループステージで敗退したから、今年は突破したい。ナビスコ杯ではベスト8だったから、ベスト4が目標だ。リーグでは勝ち点72を取ったので、それを超えること。天皇杯は決勝まで戦ったが、それ以上の結果だ。掲げている目標が高くないとは思わないが、私はタイトルという言葉を使わなかった。私は自分のサッカーと同じく、複雑に話したいタイプの監督です」
就任5年目のシーズンになったが、意地でもストレートなメッセージを残さない“ミシャ節”は健在。難解な言い回しも、読み解いていけば最終的には全てにおいてスケールアップをしたいという結論は変わらない。しかしながら、求められるものはタイトル。浦和にとって節目の1年がスタートした。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images