ガラタサライ監督、“移籍報道”過熱の長友について言及 「良いチャンスを見つければ出ていく…」
ボローニャ移籍が噂されるなか、ガラタサライのテリム監督は長友の献身性を評価
今冬の移籍市場でのイタリア・セリエAのボローニャ行きが噂されているガラタサライの日本代表DF長友佑都に対して、チームを率いるファティフ・テリム監督が、「良いチャンスを見つければ出ていく」と、移籍の可能性が少なからずあることを語った。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
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テリム監督は記者会見の席上で長友について「彼は我々にとって良いことをしてきてくれた。彼のことを非常に好ましく思っているし、彼もまたチームを大切に思ってくれている。だが、もし良いチャンスを見つければ出ていくことになるだろう。もしそうでなければ残ることになるし、それは我々にとって歓迎すべきこと。彼のような選手を見つけるのは難しく、トレーニングでは誰よりもハードにプレーする」と話した。
その「良いチャンス」というのが、移籍先を見つけることであるのはこれまでの状況からも明らかだ。ボローニャに関しては、イタリアメディアで長友の獲得を望むシニシャ・ミハイロビッチ監督に対して、強化部は違う選手の獲得を望んでいるとレポートされた。また、EU圏外の外国人枠についても現在は日本代表DF冨安健洋を含めて埋まっている状況。残り1週間の移籍市場において、それが解決されるかは長友にとって大きな要素になるだろう。
いずれにしても、テリム監督が長友に悪感情を持っているようなことがないのは明らかになっているとも言える。ガラタサライ残留となった場合も、アピールを続ければチャンスが巡ってくる可能性もありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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