ユナイテッド、新戦力獲得は破談か ポルトガル代表MFの移籍金98億円がネックに

スポルディングMFフェルナンデス獲得を目指して個人合意も…クラブ間で交渉が難航
マンチェスター・ユナイテッドは、スポルディングのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス獲得に向けた交渉を行っていたが、移籍金で折り合いがつかずに破談に終わりそうだ。英紙「ザ・サン」が報じた。
ユナイテッドはフランス代表MFポール・ポグバとスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが負傷し、攻撃的なMFの駒不足に悩まされている。今冬のマーケットで新戦力獲得に動いており、スポルディングの主軸であるフェルナンデスの引き抜きを目指していた。
すでに選手とは個人合意に達していたが、クラブ間での交渉でなかなか進展が見られず、移籍市場閉幕まで1週間という段階でもユナイテッド側はスポルディングの要求額を満たすオファーを出す意思を示していない。
記事では、スポルディングは現金が必要なため違約金満額の6800万ポンド(約98億円)を求めているのに対して、ユナイテッドのオファーは4250万ポンド(約61億円)プラス、追加で850万ポンド(約12億円)を支払うというもの。両クラブの思惑には大きな開きが生じているようだ。
ユナイテッドの共同オーナーの1人であるジョエル・グレイザー氏は、フェルナンデスにスポルディング側の要求額ほどの価値があるとは考えておらず、協議がこのまま平行線をたどれば交渉は破談となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1