マンUレジェンドDF、古巣の“補強戦略”非難 「負のスパイラル」を象徴する6選手とは?
ファーディナンド氏、ファルカオらを「本当にユナイテッドの選手だったのか?」と批判
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間22日、プレミアリーグ第24節でバーンリーと対戦し、本拠地で0-2の完封負けを喫した。クラブのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、古巣の体たらくを厳しく非難。クラブの過去の補強戦略を疑問視し、契約すべきではなかった6人の選手を指摘した。地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。
オレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドは、第24節で中位につけるバーンリーとオールド・トラッフォードで対戦。序盤からバーンリーの高さを使った攻撃に手を焼くと、前半39分に先制点を決められ、後半にも加点を許してしまう。その後、圧倒的に攻め立てたが最後まで得点を挙げることはできず、屈辱的な敗戦を喫してしまった。
この厳しい現状に非難の声を上げたのがファーディナンド氏だ。英衛星放送「BTスポーツ」で解説を務めたレジェンドは、「7年間の補強計画を見てみよう。まさに負のスパイラルに陥っている」と、これまでのクラブの補強を批判。そして、過去に獲得した6人の選手をやり玉に挙げている。
「チームに加わった何人かの選手を見てみよう。(アルゼンチン代表DFマルコス・)ロホ、(コロンビア代表FWラダメル・)ファルカオ、(元ベルギー代表MFマルアン・)フェライニ、(フランス代表MFモルガン・)シュナイデルラン、(イタリア代表DFマッテオ・)ダルミアン。これらの選手は本当にユナイテッドの選手だったのか? メンタリティー、能力、プレースタイルなど、それぞれに異なる理由があるけど、彼らは本当にユナイテッドの選手だったのだろうか」
また、ファーディナンド氏は「このチームにはおよそ6億ポンド(約862億円)が費やされている。ただ、今シーズン最も印象的なのは地元で育った才能だ。補強のレベルを物語っていると言っていい。それがどれほど見苦しいものか、証明しているよ」と語り、そのコストパフォーマンスにも厳しい目を向けた。
クラブOBによる古巣へのダメ出し。苦戦するユナイテッドが奮起する材料となるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)