ミラン元エースのチェルシー移籍が合意寸前 中国からのオファーを一蹴し欧州再挑戦へ

欧州復帰を望むパト 中国クラブが提示した4分の1の年俸3億円で交渉中

 チェルシーが1月の移籍市場で、かつてACミランで活躍したブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの獲得で、合意寸前になっているようだ。「ESPNブラジル」が報じている。

 チェルシーは現在、パトの所属先であるコリンチャンスとの交渉を順調に進めているという。フース・ヒディンク監督はリーグ優勝を果たした昨季と比べ、今季は21試合28得点とゴール数が激減している現状から、新たなストライカーを探していた。

 パトは、かつてブラジル代表を率いたバンデルレイ・ルシェンブルゴ監督が指揮を執る中国2部天津松江からオファーを受けている。チェルシーでの年俸250万ドル(約3億円)の4倍となる条件を提示されているが、パトは欧州での復活を期しているという。

 故障の連続により、ミランでの終盤は苦しいシーズンを送ったかつてのエースは、昨年12月にはチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジで試合観戦する姿を報じられていた。昨季のプレミア王者で、欧州のキャリアを再スタートさせることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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