ペップ監督、長期離脱から復帰の“左利きDF”を絶賛 「万全であれば世界最高のCB」
シェフィールド・U戦で復帰したDFラポルテに賛辞 「彼はすべてを兼ね備えている」
マンチェスター・シティーは現地時間21日、プレミアリーグ第23節シェフィールド・ユナイテッド戦で1-0の勝利を収めた。この試合で、昨年8月に負傷してから長期離脱していたフランス代表DFアイメリク・ラポルテが先発出場。ジョゼップ・グアルディオラ監督はいま一度、「世界最高のセンターバック(CB)」と称賛の言葉を贈っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。
昇格組シェフィールド・Uのホームで試合に臨んだシティは、スコアレスのまま迎えた後半28分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのアシストからアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがネットを揺らし、これが決勝弾となった。
この試合でグアルディオラ監督のスタメンに名を連ねたのが、8月31日に行われた第4節ブライトン戦(4-0)で膝を負傷して以降、長期にわたり欠場の続いていたラポルテだ。後半33分までプレーし、勝利に貢献した。
指揮官は試合後、「彼は万全のコンディションであれば、私にとって世界最高の左センターバック。世界最高のチームが最高のセンターバックを失うことを想像してみるんだ。私は本当に彼を恋しく思っていた」と話し、こう続けている。
「彼は左足のスペシャリストで、空中戦に強い。彼が90分プレーするのは無理なことは分かっていたが、試合前に準備しておくように言った。彼が65分から70分の間、プレーできたことを嬉しく思う。最初のステップは良かったので、シーズン終了まで彼が私たちの助けになってくれることを願う」
長期離脱から復帰したラポルテに惜しみない賛辞を贈ったグアルディオラ監督。「私たちが思うようにプレーするには彼がとても重要だ。気質にメンタリティー。彼はすべてを兼ね備えている」と称えている。
24試合を終えて2位につけるシティ。2試合消化試合が少ない首位リバプールと勝ち点差13だが、奇跡の逆転優勝を信じて後半戦を戦い抜く構えだ。