タイ代表の西野朗監督、2年間の契約延長合意にファン大喜び 「長く続けて」「とても幸せ」
22日に2年間の契約延長を発表 カタールW杯出場を目指す
タイサッカー協会は22日、A代表を率いる西野朗監督と2年間の契約延長で合意に至ったと発表した。U-23代表と兼任していた西野監督は現在、地元で開催されているU-23アジア選手権で同国代表を率いて、史上初のベスト8入りを達成。東京五輪出場権は獲得できなかったが、その手腕が評価された。
西野監督は2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表を率い、ベスト16入り。W杯後に退任し、翌19年7月にタイ代表とU-23タイ代表の兼任監督に就任した。A代表が臨んでいるカタールW杯2次予選では、G組で5試合を終えて2勝2分1敗の3位。今回臨んだ、地元で開催されているU-23アジア選手権では、強豪オーストラリア、バーレーン、イラクと同居したA組を2位突破し、史上初の決勝トーナメント進出に導いた。
準々決勝でサウジアラビアに0-1で敗れ、東京五輪出場は惜しくも叶わなかったが、その手腕が評価され、2年間の契約延長が決定。U-23アジア選手権でもフィーバーを起こし、試合後には「アキラ・タイランド」の応援歌が歌われるなどタイで愛される西野監督。タイサッカー協会の公式インスタグラムでは、契約延長を知らせる投稿にコメントが相次いだ。
ファンからは「とても幸せ!」「西野監督、大好き。フレンドリーでいい人そう」「長く続けて。間違いなくタイのチームを世界レベルまで引き上げてくれる」「西野時代でタイサッカーが高まることを願っている」と喜ぶ声が多く届けられ、大反響を集めた。
多くの人に愛される「西野タイ」は、次なる目標であるカタールW杯出場を目指し進んでいく。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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