史上最高額DFが「パンツを引き下げられ…」 “屈辱股抜き”のマンU主将を英メディア揶揄
ユナイテッドDFマグワイア、リバプールMFワイナルドゥムに“股抜き”されピンチ招く
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間19日、プレミアリーグ第23節でリバプールと敵地で対戦し、0-2と敗戦を喫した。英メディアは、DF史上最高額でユナイテッドに加入したイングランド代表DFハリー・マグワイアが、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムに華麗な股抜き突破を許した場面に注目している。
敵地アンフィールドに乗り込んだユナイテッドだが前半14分、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクにCKからヘディング弾を叩き込まれ先制点を与えると、後半アディショナルタイムにはエジプト代表FWモハメド・サラーにカウンターから爆発的なドリブル突破で追加点を許し、宿敵に完敗を喫することになった。
“ナショナル・ダービー”で失意の黒星となったユナイテッドだが、英メディアは試合中のワンシーンに注目。リバプールの最終ラインからワイナルドゥムに縦パスが入った瞬間、ユナイテッドDFマグワイアがボール奪取を狙ってプレスをかけるが、あっさりと股を抜かれて突破を許すと、守備に穴ができたところを一気に突かれてピンチを招いていた。
英メディア「プラネット・フットボール」は、「ワイナルドゥムはマグワイアのパンツを引き下げて風に晒した」と独特な見出しを打ち、「もしあなたがDFで、ましてやマグワイアのように高額な選手である場合、“恥をかかないこと”が優先順位のリストで上位につけるだろう」としたうえで、「マグワイアは完全な屈辱を受ける選択肢を取った」と判断ミスにより醜態を晒したことを強調している。
「マグワイアはパンツを引き下げられただけでなく、永遠に渦巻く風のなかで晒され続けた。彼は立ち尽くしたままで、震えるほどのリバプールの空気で足もとが凍ってしまっていた」と、その後も出遅れた対応などで決定機を数多く演出されていた状況に皮肉な言葉が送られていた。
今夏にDF史上最高額となる8000万ポンド(約115億円)でユナイテッドに加入したマグワイアは、前主将の元イングランド代表MFアシュリー・ヤングのインテル移籍を受け、リバプール戦から正式に新キャプテンとしてピッチに立ったが、難しい船出となってしまったようだ。