名FWシアラー、リバプール戦黒星のマンUに苦言 「CL圏内に入るクオリティーが欠如」
故障欠場したラッシュフォードがいたとしてもリバプールには勝てなかっただろうと指摘
かつてニューカッスルなどでプレーしたイングランドのレジェンドであるアラン・シアラー氏が英紙「ザ・サン」の自身のコラムで、現地時間19日のプレミアリーグ第22節で首位リバプールと対戦したマンチェスター・ユナイテッドに言及。「トップ4に入るクオリティーが欠如している」と苦言を呈している。
今季、ここまで負けなしで首位を独走するリバプールと敵地で対戦したユナイテッド。前半14分にコーナーキックからオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのヘディングシュートで先制点を許すと、後半アディショナルタイムにもブラジル代表GKアリソンのパントキックに抜け出したエジプト代表FWモハメド・サラーに決められ、0-2で敗れた。
ユナイテッドは今季リーグ戦14ゴールのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが故障により欠場。ところがシアラー氏はリバプール戦のパフォーマンスを見て、「ラッシュフォードのコンディションが良かったとしても、首位独走のユルゲン・クロップ監督率いるチームに勝つことはできなかっただろう」と厳しい言葉を述べている。
さらに「ユナイテッドは1月の移籍市場で何か動かない限り、チャンピオンズリーグ出場圏内に入るクオリティーが欠如している」と指摘。今のままでは来季UEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得できるトップ4フィニッシュもままならないとの見解を示した。
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