本田のパスが導いた衝撃的ラボーナ弾 ミランFWの美技を英メディアも大絶賛
公式戦27試合11得点のバッカ 圧巻の一撃が移籍金も高騰させたか
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、13日のイタリア杯準々決勝カルピ戦の前半14分に、コロンビア代表FWカルロス・バッカにアシストを出す活躍を見せたが、ラボーナという離れ業でゴールを仕留めたストライカーの美技が、イタリア国外でも大きな話題を呼んでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「カルロス・バッカがコッパ・イタリアのACミランとカルピの一戦でラボーナでゴールを決める」と特集している。
前半14分、MFモントリーボからのパスを受けた本田は、エリア内のスペースに向けてパスを出す。ここに稲妻のように走り込んだバッカはDFとGKの間を巧みに抜け出し、左足を軸足にして回転しながら右足を軸足の後ろに通してシュートを放つ「ラボーナ」と呼ばれる離れ業を披露。無人となったゴールにボールを流し込んだ。
圧巻の個人技に対し、特集では「衝撃的」とレポートされている。今季の公式戦27試合で11得点を決めている29歳のストライカーは、チェルシー、パリ・サンジェルマンへの移籍の可能性が浮上している。「火曜日の夜にサンシーロのクルバ・スッド(ゴール裏)の忠誠心厚いサポーターを歓喜された圧巻のシュートは、移籍金を高騰させた」とまで絶賛されている。
本田のパスが導いた衝撃的な一撃は、バッカの移籍先候補でも大きな反響を呼んでいる。試合は2-1でミランが勝利し、イタリア杯4強に進出している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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