10年前を彷彿? リバプールGKアリソン、ロングアシスト&爆走セレブレーションに反響
マンU戦の終了間際に見せたプレーが話題に 「歴史が繰り返されている!」
プレミアリーグで首位を独走するリバプールは現地時間19日に行なわれた第22節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールで2-0の勝利を収めた。試合終了間際にブラジル代表GKアリソンが見せたアシストとゴールセレブレーションが「歴史は繰り返している」として話題になっている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
リバプールは前半14分にコーナーキックからファン・ダイクが打点の高いヘディングシュートを決めて先制。その後も主導権を握って試合を進めた。同25分にはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノもネットを揺らしたが、その直前にスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに対するファン・ダイクのファウルがあったとVARの助言が入り、ゴールは認められなかった。
それでも堅い守備でユナイテッドの攻撃を防いだリバプールは、後半アディショナルタイムにGKアリソンのパントキックにサラーが抜け出し、そのまま独走して追加点をゲット。宿敵ユナイテッドを2-0で下し、今季20勝目(1分/1試合未消化)を挙げた。昨季から続くプレミアでの無敗記録は39試合まで伸びている。
そして、サラーのダメ押しゴールの場面でアリソンが見せた2つのビッグプレーに注目が集まっている。一つはもちろん自陣ペナルティーエリア内からのキックでサラーのゴールを演出したロングアシスト。そして、もう一つはゴール後のセレブレーションだ。ゴールが決まり、サラーがユニフォームを脱ぎ捨てて喜びを爆発させるなか、そこに真っ先に駆け寄ってきたチームメートがアリソンだったのだ。
アリソンは自陣からサラーの下へ猛ダッシュし、膝スライディングを決めてエースと抱き合った。GKが真っ先にストライカーの得点を祝福したこの場面、実は2009年10月に行なわれた同じくマンチェスター・ユナイテッド戦で当時の守護神GKホセ・マヌエル・レイナが見せたゴールセレブレーションの再現だったようだ。この時もリバプールが1-0とリードしていた後半アディショナルタイムにFWダビド・エンゴグがダメ押しゴールを挙げていた。英紙「デイリー・メール」はこれを「歴史が繰り返されている!」として伝えた。
抜群の安定感でチームを最後尾から支えるアリソンだが、宿敵ユナイテッドとのビッグマッチで見せたアシストとゴールセレブレーションでもチームの歴史に名を残すことになりそうだ。