不遇のハメス、移籍話が進まない理由は? 要因はレアルの“方針”とスペイン紙指摘
今季リーグ戦では出場機会に恵まれないものの、レアルは完全移籍以外を容認せず
スペインの強豪レアル・マドリードに所属のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは今季、満足な出場機会を得られていないが、レアルは完全移籍以外の放出は認めない方針だという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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ハメスは昨季まで2シーズンに渡ってドイツ王者バイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍してプレーしたものの、完全移籍オプション4200万ユーロ(約50億円)の条項は本人の意向もあり行使されず。今夏にはイタリア・セリエAの強豪ナポリなどが獲得に乗り出したが、レアルによる期限付き移籍に完全移籍への移行オプションというオファーは拒否するという方針もあり、最終的には交渉が成立しなかった。
レアルではウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就が注目されているが、ハメスもまたクラブの“出口”にいる選手とされる。今季のリーグ戦では7試合出場でプレータイムが341分という状況から、クラブとしては余剰戦力という扱いに近い。
しかしながら、今冬の移籍市場においてもレアルは完全移籍以外を認めないという方針を変更しないと「マルカ」はレポート。多くのクラブがハメスの獲得に興味は持つものの、冬の移籍市場という状況からも、このレアルの方針が具体的なオファーに発展しない要因としている。
ハメスの契約は2021年6月までのため、来夏の時点では残り1年。このタイミングとなれば移籍金を得るためにレアルも態度を軟化させる可能性は少なくないとみられるが、現時点では確定的な金銭収入が得られる完全移籍以外では放出しない方針のようだ。果たして、このタイミングで高額移籍金を覚悟でハメス獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)