MFジェナス氏、かつてのユナイテッドを彷彿させるリバプールに言及

　解説者の元イングランド代表MFジャーメイン・ジェナス氏はプレミアリーグに“リバプールの時代”が来ると予感してるようだ。1990年代後半から2000年代にかけて圧倒的な強さを誇ったマンチェスター・ユナイテッドを彷彿とさせると英公共放送局「BBC」で語った。

　日本代表MF南野拓実が今冬に加入したリバプールは今季のプレミアリーグで未だ無敗（20勝1分）を続け、2位マンチェスター・シティに勝点14差をつけて首位を独走している。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に続き、プレミアリーグ初制覇も現実味を帯びている。

　今週末のプレミアリーグではリバプールがホームで宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦する。プレミアリーグでの実績ではユナイテッドが圧倒的に上回るが、ジェナス氏はこれからリバプールがプレミアリーグを支配する時代が来ると予想している。

「（ユナイテッドは）トッププレーヤーを抱えてはいるが、彼らがリバプールにチャレンジできるようなスタイルのフットボールをしているだろうか？　ユナイテッドが90年代後半から2000年代初頭にかけてそうだったように、リバプールがこれから支配していくだろう。ユナイテッドのプレースタイルを見て、彼らがリバプールとタイトルを争えるか？　私はスールシャールのチームでそれができるとは思えない」

　ジェナス氏はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールの強さを称える一方、オレ・グンナー・スールシャール監督率いるユナイテッドに対しては厳しい評価を与えていた。

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