新星FWハーランド、“3発”衝撃ドルトムントデビューに自負 「得点を決めるために来た」
アウクスブルク戦、劣勢のなかで途中出場して5-3逆転勝利に貢献
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドはブンデスリーガデビューとなった現地時間18日のアウクスブルク戦(5-3)で途中出場からハットトリックを決めて衝撃を与えた。19歳の期待の星は「得点を決めるためにここに来た」と自身の新天地デビューを振り返った。
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ブンデスリーガは約1カ月間のウインターブレークを経て、後半戦がスタート。ドルトムントは敵地でアウクスブルクと対戦。新戦力のハーランドはベンチスタートだった。
そんなハーランドに出番が訪れたのは1-3とビハインドを背負った後半11分だった。DFウカシュ・ピスチェクとの交代でピッチに立つと、その3分後にはイングランド代表MFジェイドン・サンチョのラストパスから左足で流し込んでデビュー戦ゴールをゲット。さらに同点として迎えた同25分にはベルギー代表MFトルガン・アザールのお膳立てを受けてネットを揺らすと、同34分にもGKとの1対1を制して3点目。初ゴールからわずか23分でハットトリックを達成した。
ブンデスリーガ公式サイトによれば、ハーランドはブンデスリーガでの最初の3本シュートで3得点をマーク。ボールタッチ数もわずか10回での快挙だったという。ドルトムントにおけるブンデスリーガデビュー戦でのハットトリックは2013年のFWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)以来7人目で、ザルツブルクで22試合28得点とゴールを量産してきた男がドイツでもその力を証明した。
ハーランドはブンデスリーガ公式サイトのインタビューで「僕は得点を決めるためにここへ来た。最高のデビューだ」と自身の活躍を振り返っている。スペイン代表FWパコ・アルカセルに退団の噂が浮上しているなかで、新エース候補に名乗りを上げた。