インテル、フランス代表FWジルーの獲得交渉がストップ? 急転破談の可能性も浮上
ポリターノのローマ行きが破談、ナポリFWジョレンテとのトレードに変更か
チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、イタリア・セリエAの強豪インテルへ冬の移籍市場で新天地を求める可能性が高いとされてきたが、急転して話が流れる可能性が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
ジルーは今季終了後に契約が満了となるが、前線の戦力不足を嘆くアントニオ・コンテ監督が獲得をリクエストしたとされ、インテル行きの可能性が高いと報じられてきた。クラブ間合意はされていないものの、差額は大きくないことから埋まる可能性が高いとの見方が支配的だった。
しかし、インテルは直近で所属するイタリア代表FWマッテオ・ポリターノをローマに出し、ローマからイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラを獲得するトレード話が、互いにメディカルチェックを済ませる段階まで進みながら破談に終わった。そして、このポリターノを交換材料にしてナポリの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテを獲得する可能性が一気に浮上したという。
ジョレンテはユベントス時代にコンテ監督が指揮するチームでプレーした経験を持つという点では、チェルシーで指揮下にあったジルーとは同条件にある。ポリターノの放出という要素が絡むため、ジルー獲得については不透明さが増した。
ジルーについてはフランス代表のディディエ・デシャン監督も欧州選手権を見据えて移籍を推奨すると語っていたが、新天地決定には暗雲とも言える状況にある。残り2週間を切った冬の移籍市場の間に、インテルと新たなストライカーの獲得はどのような動きを見せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)