ベッカムは“金食い虫”? 「イタリアに殴り込んだ12人の英国スター」を海外紙が選出
ガスコインにインス、ベッカムらプレミア英雄のイタリア挑戦に注目
インテルは現地時間17日、マンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表MFアシュリー・ヤングを獲得した。英紙「ザ・サン」は、英国からイタリアに渡る珍しい移籍となったヤングにかけて、「イタリアサッカーに殴り込んだ12人の英国スター」と題して特集。元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムや同代表FWポール・ガスコインらが取り上げられている。
英国系の選手が活躍している姿を見かける機会が少ないのが、イタリアのサッカー界だ。昨夏にはユナイテッドのイングランド代表DFクリス・スモーリングがローマへ、アーセナルに所属していたウェールズ代表MFアーロン・ラムジーがユベントスへ移籍。互いに出場機会を徐々に増やしているが、まだまだ大きなインパクトを与えているとは言えない。
過去を見ても英国系の選手が活躍できていない。例えば、トットナムからラツィオに移籍し、イタリア挑戦を目指したガスコインもその1人だ。彼が移籍したことで「数百万人のイギリス人がイタリアのサッカーを見るようになった」と言われるほどの話題を呼んだが、言語の取得に時間がかかったこと、負傷に苦しんだこともあって、結果3シーズンで47試合6ゴールという結果しか残せず、スコットランドに渡ることになってしまった。
リバプールで圧倒的なパフォーマンスを見せた元ウェールズ代表FWイアン・ラッシュはユベントスへと移籍したが、大きな成果を残すことができずに古巣に帰還。元イングランド代表FWポール・インスも海外クラブ初挑戦としてインテルへ移籍したものの、イタリアの生活に馴染めずに帰国の途につくことになったと取り上げられている。
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