本田が先制アシストで4強進出に貢献! ミランがイタリア杯でカルピ撃破

公式戦3試合連続で先発出場 2-1で勝利

 ACミランの「背番号10」が、先制アシストで準決勝進出に貢献した。13日のイタリア杯準々決勝カルピ戦でミランの日本代表FW本田圭佑はスタメン出場し、FWカルロス・バッカの先制ゴールをアシスト。チームの2-1での勝利を引き寄せた。

 リーグ戦に続き2016年の公式戦3試合連続スタメンの本田は、試合開始から積極的なプレーを見せていく。前半13分には、ゴール正面のFKのチャンスで直接狙うシュートを放ったが、相手GKにセーブされた。しかし、直後の同14分、本田が自分とクロスする方向に走り込んだバッカの前にスルーパスを出すと、コロンビア代表ストライカーは相手GKとDFの間でボールを受け、そのままGKをかわして無人のゴールにラボーナで流し込んで先制点をマークした。ミランが本田のアシストで先制に成功した。

 続く同28分には、左サイドでボールを持ったFWバッカが、右足アウトサイドで中央のFWエムベイエ・ニアングにパス。これをニアングが決めて2-0とリードを広げ、前半を終了。ミランの完勝ムードが漂った。

 後半も立ち上がりから攻撃的にゲームを進めたミランだったが、脇の甘さを見せてしまう。同5分、CKを跳ね返されたところからのカウンターからカルピにゴールを許し、1点差と詰め寄られた。シニシャ・ミハイロビッチ監督は同13分にFWニアングに代えてMFケビン=プリンス・ボアテングを投入。4-2-3-1システムとも受け取れる形にして中盤を厚くする選択に出た。

 

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