バルサとユーベ間でトレード敢行か ラキティッチとベルナルデスキをお互いに高評価
満足いく出場機会を得られてない両者のトレード話が動く可能性が浮上
スペインの強豪バルセロナとイタリア王者ユベントスの間で、出場機会に恵まれない実力者のトレード話が動く可能性があるという。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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その対象となっているのが、バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチと、ユベントスのイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキだ。リーグ戦の出場数で言えば、ラキティッチは13試合、ベルナルデスキは14試合とある程度の数字だが、プレータイムにするとラキティッチは606分間、ベルナルデスキは749分間で、フル出場はほとんどしていないことを物語っている。
ラキティッチは昨夏の時点で退団報道が浮上。イタリアでは強豪インテルなどが獲得に乗り出すと目されていたものの、最終的には残留で落ち着いた。一方のベルナルデスキは、中盤から前線にかけての選手層が非常に厚いユベントスのなかで立場が難しい。貴重な左利きではあるものの、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラやブラジル代表FWドウグラス・コスタも同じレフティーであり、希少価値を出すには至っていないのが現実だ。
双方のクラブは、互いの余剰戦力になりつつある両選手を高く評価し合っているという。ラキティッチの31歳、ベルナルデスキの25歳という年齢や評価額こそ現状では噛み合っていないものの、この数日間で頻繁に連絡を取っていることからも、一気に話が動く可能性が指摘されている。
冬の移籍市場は閉幕まで2週間を切ったが、バルセロナは監督交代があった直後でもある。そのキケ・セティエン新監督のリクエスト次第では、ここからの急転直下のトレードが成立する可能性を秘めているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)