“元相棒”が南野の宿敵に? 韓国の49億円FW、“隣人”行きも浮上「夏まで関心は続く」
ザルツブルクFWファン・ヒチャン、レスターとウルブスに加え、リバプールの宿敵エバートンも獲得を画策
ザルツブルクは今冬の移籍市場で日本代表MF南野拓実をリバプール、ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドをドルトムントへと放出。韓国代表FWファン・ヒチャンにも退団の可能性が浮上しているが、英メディアは南野の宿敵エバートンも獲得に名乗りを挙げていることを伝えている。
オーストリアリーグ6連覇中の絶対王者ザルツブルクは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメント進出は果たせなかったものの、リバプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだ一戦では、3-4と激しい打ち合いを演じ、欧州王者をあと一歩のところまで追い詰めた。なかでも一際輝きを放ったのは、3ゴールを奪った前線の3枚だった。
直接対決で評価を高めた南野はリバプールへの移籍をつかみ取り、19歳の至宝ホランドは争奪戦の末、ドルトムントが手中に収めた。そして、ファン・ヒチャンにもプレミア勢から多くの打診が舞い込んでいるようだ。
英地元紙「レスター・マーキュリー」は、現在プレミアリーグ3位につけているレスターが獲得を画策していると伝えているが、ザルツブルク側は4000万ユーロ(約49億円)と高額な移籍金を設定していることを報じている。
しかし、潤沢な資金を持つプレミアクラブからは、レスターだけでなくウォルバーハンプトン、そしてエバートンも関心を強めており、「冬に留まっても、夏まで関心は続く」と説明している。エバートンは“隣人”リバプールと宿敵関係にあり、“マージーサイド・ダービー”は世界的に見ても伝統的なダービーマッチとして認知されている。ザルツブルク側はこれ以上の戦力放出は避けたいだろうが、イングランドで南野と再会する可能性はあるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)