リオ五輪への最終兵器だ! 手倉森ジャパン唯一のレフティー山中が北朝鮮戦でピンポイントクロスで決勝アシスト
「キッカーの質1つでゴールが取れる」と自信満々
「セットプレーは練習していた。キッカーの質一つで、ああやってゴールを取れると思っていた。本当に一本一本集中して蹴れたので良かった」
山中はアシスト以外にも強烈なミドルシュートで北朝鮮ゴールを脅かすなど積極性を見せた。後半10分には山中のクロスからFW久保裕也(ヤングボーイズ)がポスト直撃のシュートを放つ場面もあった。終盤にかけて北朝鮮に攻めこまれたが、チーム全体が集中を切らさずに守り切って接戦をものにした。
幸先の良いスタートを切った日本は、中2日でタイとの一戦(16日)を迎える。
「6試合、全部取るつもりで来ていますし、チームとして総力戦になってくると思うので、一人ひとりが持てる力を全て発揮できればいいなと思います」
日本の鍵を握るレフティーは、勝利への強い執念をみなぎらせ、次なる戦いに照準を定めていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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