ベレーザFW田中美南、INAC神戸へ電撃移籍! 「東京五輪でネットを揺らす」ため決意
INAC、4季ぶりタイトル獲得へ4年連続得点王&2年連続MVPを大型補強
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のINAC神戸レオネッサは18日、2020シーズンの新加入選手として日テレ・ベレーザのなでしこジャパン(日本女子代表)FW田中美南を獲得したと発表した。4年連続リーグ得点王で2年連続のMVP選手。ライバルのエースを引き抜く“超異例”の補強で、4季ぶりのタイトル獲得を目指す。
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異例の大型補強だ。昨季はエースとして、ベレーザでリーグ史上初の5連覇に貢献。昨年末の皇后杯決勝でもゴールを挙げて、3大会連続の優勝に導いた。自身としても、史上初の4年連続得点王(20得点)と、2年連続MVPに輝き、なでしこリーグの“顔”としてプレーしている。
ストライカーとして実力はトップクラスの田中だが、昨年のフランス女子ワールドカップ(W杯)メンバーからは落選。悔しさを味わった。関係者によると、今年開催される「東京五輪でネットを揺らすため」新天地へ移ることを決めたようだ。
新シーズンからはゲルト・エンゲルス新監督を迎えるINAC。安本卓史社長は“宿敵”からエースの田中獲得に至った理由を「得点力不足を解消するため。我がクラブも新しくチャレンジしたい。岩渕(真奈)らと組む選手が欲しかった」と説明。プロ化を目指すなでしこリーグにとって象徴となる移籍。4季ぶりのタイトル獲得へ“本気モード”に突入した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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