レアルのジダン監督、バルセロナの監督人事に言及 「ビッグクラブはいつもこうだ」
バルベルデ監督の解任については…「残念に思う」
スペインの強豪バルセロナは現地時間13日、エルネスト・バルベルデ監督を解任してキケ・セティエン新監督の就任を発表した。レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、「ビッグクラブはいつもこうだ」と複雑な心境を語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ジダン監督は現地時間18日のリーグ第20節セビージャ戦に向けた記者会見で、ライバルクラブの監督人事についての質問を受けた。前提として「私が立ち入ることは良くない」としたうえで、同じ監督としての立場を持つものとしての心境を話している。
「彼については残念に思う。良い状況でなかったからだということは理解できる。彼は優れた指導者であり、私は彼のことを尊敬している。しかし、ビッグクラブはいつもこうだ。この状況が変わることはない。もし(私たちが)2連敗すれば、1カ月半前と同じように批判されることだろう。サッカーとは常に勝てるものではないので複雑な思いだが、常に100%をチームに与える努力だけは惜しまない」
そのうえで、セティエン監督に期待することを問われると、「このライバル関係は常にある。競争力のある存在であることを望む」と、バルセロナと頂点を争う関係を期待した。
バルセロナがセティエン監督へのスイッチでどれほどチーム状況が変わるかは今後を見守るしかないが、レアルとバルセロナがリーグ優勝に関してはほぼ横並びでシーズン後半戦を争う。ジダン監督にとっても、ライバルクラブの監督交代劇は予想外だったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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