12年ぶりリーグ優勝狙うアーセナルに追い風 小さなモーツァルトが7ヶ月ぶりに復帰へ
チェコ代表MFロシツキーが膝の手術からチーム練習に合流
アーセナルに頼れるベテラン司令塔が帰ってくる。チェコ代表MFトーマス・ロシツキが昨年5月以来、実に約7ヶ月ぶりとなる実戦復帰に向け、チームトレーニングに復帰した。英地元紙「エクスプレス」が報じている。
ロシツキーは膝の負傷の影響で手術を受けるなどで長期離脱していた。チェコ代表の一員として臨んだ昨年6月13日の欧州選手権予選アイスランド戦、アーセナルの選手としては昨年5月20日のサンダーランド戦以来公式戦のピッチに立っていなかった。
しかし、7ヶ月間の空白期間を経て、ついに35歳のロシツキーが復帰間近となった。リバプール戦ではベンチ入りが予想されている。
ロシツキーだけでなく、今季のアーセナルではイングランド代表MFジャック・ウィルシャーをはじめ、フランシス・コクラン、サンティ・カソルラら中盤に負傷者が続出しており、華麗なプレースタイルから天才音楽家にちなみ「リトル・モーツァルト」の愛称を持つ技巧派MFの復帰は、満身創痍の中でもリーグ首位を走るガナーズにとって朗報だ。攻撃的ポジションでアシストを連発し、一人気を吐くドイツ代表MFメスト・エジルの負担を軽減する存在としても期待が集まりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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