日本で復活した”ミシャ”との師弟関係 浦和の新外国人DFが明かした絆
イリッチをプロデビューさせた恩師ペトロヴィッチ
浦和に新加入のスロベニア代表DFブランコ・イリッチと、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の間に意外な接点があることが明らかになった。浦和は13日に新加入選手の記者会見を実施。攻撃サッカーで知られるペトロヴィッチ監督のサッカーへの印象を問われた188センチの長身DFは、その過去を話した。
「ミハイロ・ペトロヴィッチさんと再び仕事ができて光栄です」
そう切り出したイリッチは、自身のユース時代にペトロヴィッチ監督からトップデビューのチャンスを与えられていたことを話した。
「スロベニアのオリンピア・リュブリャナのユースにいた時に、トップチームの監督がペトロヴィッチ監督でした。初めてトップチームの練習に参加させてもらったのが、彼が監督の時です。今回は全ての環境が新しいですが、彼の噂は常に聞いてきました。常に新しいサッカーを要求する監督だというのも理解しています」
プロサッカー選手としてデビューする大きなキッカケになったのが、“ミシャ”の愛称で知られるペトロヴィッチ監督だったことを明かした。いわば、恩師にあたる存在の下で初めての日本でのプレーを決断した。そうした関係性は、浦和にとっても大きな追い風になりそうだ。
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