ドルトムントCEOがアフリカMVP受賞のエースに対するY・トゥーレ発言を批判 「恐ろしいコメント」

オーバメヤンの受賞を「誇りに思う」

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのアフリカ年間最優秀選手賞の受賞後に、暴言を吐いたマンチェスター・シティ所属のコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレを批判した。公式サイトで声明を出している。

 ブンデスリーガで今季18得点とランキングトップを走る韋駄天ストライカーは、2015年のアフリカナンバー1選手に選ばれた。ヴァツケCEOは「我々はとても誇りに思っている。なぜなら、特別な表彰だからだ。この賞の重要性はトゥーレからの恐ろしいコメントからも理解できるだろう」と語った。

 トゥーレはコートジボワール代表の主将として、昨年1月に行われたアフリカネーションズカップで優勝に貢献。同大会でオーバメヤンのガボン代表がグループリーグ敗退に終わっていながら、アフリカMVPに輝いたため、トゥーレが噛みついた。

 「これはアフリカにとって恥だ。このような扱いは不当だ! 我々はアフリカ人だ。我々は、他のどこかの国で活躍することよりも、故郷である(アフリカ)大陸のことを最優先にする。この結果は最悪だ。例えば、今年はリオネル・メッシが全てのトロフィーを獲得したが、クリスティアーノ・ロナウドがバロンドールを取ったら、みんなはなんて言うだろう? アンフェアと言うだろう」

 

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