ディ・マリア、芸術的な“30mアウトサイドパス”を海外称賛 「壮観」「エクセレント」
モナコ戦でムバッペの先制点を華麗にアシスト
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間15日、アウェーでリーグ・アン第15節モナコ戦に臨み、4-1と快勝。勝ち点を「49」に伸ばし、2位マルセイユとの差を「8」に広げた。攻撃陣が輝きを放った一戦で、ゲームの流れを引き寄せた先制点のシーンに海外メディアが注目。フランス代表FWキリアン・ムバッペの得点をアシストしたアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの、華麗なアウトサイドスルーパスに賛辞を送っている。
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美しいシーンが生まれたのは、0-0で迎えた前半24分だった。自陣右サイドのタッチライン際でモナコFWケイタ・バルデ・ディアオのドリブル突破を、PSGのDFコリン・ダグバとMFイドリッサ・ゲイェが挟み込むようにしてストップ。こぼれ球が、その前方にいたディ・マリアの足もとに転がった。
フリーでボールを受けたレフティーは、素早くターンをして前方へドリブルを開始。そしてハーフウェーラインを越えた次の瞬間、相手最終ラインの裏へ抜け出そうとしていたムバッペの動きを捉えると、左足のアウトフロントでグラウンダーのスルーパスを送った。緩やかなカーブを描きながら約30メートルの距離を転がってムバッペの足もとにつながると、最後は21歳FWが冷静にゴール。ボール奪取からわずか7秒という、電光石火のカウンター弾となった。
4-1の快勝劇を呼び込んだこの先制点のシーンに、海外メディアも注目。中南米のサッカー専門サイト「BOLAVIP」が「ディ・マリアの壮観な3本指パス」と伝えれば、英公共放送「BBC」も試合レポートの中で「ディ・マリアのエクセレントなボール」と称えた。ブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディと攻撃陣が好調なPSG。悲願のUEFAチャンピオンズリーグ制覇も視野に、今後さらにギアを上げていきそうだ。