「みすぼらしい成績」 3戦未勝利の日本を韓国メディア酷評「アジアの壁すら高かった」
3戦未勝利で大会を去った日本 韓国メディアも辛辣報道「懸念だけが大きくなった」
U-23日本代表は現地時間15日、タイで開催されているU-23アジア選手権のグループリーグ第3戦カタール戦で1-1と引き分けた。韓国メディアは「みすぼらしい成績」「最後まで笑えなかった」と大会未勝利に終わった日本を糾弾している。
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すでに2連敗で大会史上初のグループリーグ敗退が決定した日本は、初戦のサウジアラビア戦(1-2)で1ゴールのMF食野亮太郎(ハーツ)と中盤でポジティブな印象を与えた田中碧(川崎フロンターレ)とMF田中駿汰(大阪体育大→コンサドーレ札幌)の2ボランチに加え、第2戦のシリア戦(1-2)でゴールを決めたMF相馬勇紀(名古屋グランパス)を送り込んだ。
前半アディショナルタイム、中盤の競り合いでいち早くボールを奪取した田中碧だったが、VARの確認の末、足裏で相手選手を踏みつける危険なプレーとしてレッドカードが提示されることに。それでも後半27分にFW小川航基(水戸ホーリーホック→ジュビロ磐田)が先制点を奪取するが、同31分に与えたPKを決められ、痛み分けとなった。
3試合で1勝も挙げられずに大会を去ることになった日本に対し、韓国メディアも反応を見せた。韓国の総合ニュースサイト「スターニュース」は「五輪開催国に出場権の影響はないが、前哨戦である今大会でみすぼらしい成績を残し、懸念だけが大きくなった」と指摘。韓国放送局「MBN」は「五輪で金メダル計画を掲げる日本、アジアの壁すら高かった」と見出しを打って報じ、韓国メディア「dong A」は「最後まで笑えなかった日本」と日本が晒した醜態を糾弾している。
韓国は3戦全勝でグループリーグを突破しているだけに、今大会では日韓の明暗がはっきりと分かれる結果となってしまった。