森保J、U-23アジア選手権「パフォーマンス分析」 出場19選手で東京五輪に近づいたのは?

U-23代表FW小川航基【写真:Getty Images】
U-23代表FW小川航基【写真:Getty Images】

【FW分析】1トップの小川と上田の評価は…決定力に課題は残る

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■小川航基(水戸→磐田/①72分 ②- ③フル)=★★★☆☆
 カタール戦で今大会初めてとなる先制点を挙げた。後半28分、MF食野からのパスをペナルティーエリア外からミドルシュート。右足を振り切ったシュートはGKの脇の下をすり抜けた。シャドーとのコンビネーションで崩し切る場面は多く作り出せず、課題が残ったものの、ゴールという最低限の結果は残した。

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■上田綺世(鹿島/①18分 ②フル ③-)=★★☆☆☆
 枠内シュート0本で、決定機を決められなかった。先発を務めたシリア戦では前半26分にDF橋岡からの右クロスをMF食野がスルーし、上田のもとへ。右足を振り抜いたが、ゴール左に逸れ、後半38分も右クロスを収められず、左足に当たって決定機を棒に振った。動き出しを見てもらえない不運もあったが、ゴールゲッターの意地を見せて欲しかった。

■田川亨介(FC東京/①※0分 ②23分 ③7分)=★★★☆☆
 すべて途中出場のため、プレー時間は短く、決定機を作り出すまでは至らなかった。過密日程の中で“スーパーサブ”として3戦ともピッチに立った。シャドーや時には1トップに入り、臨機応変にポジションを変えていたが、相手の脅威となる回数は少なかったのが残念。それでも、3戦とも出場したのは指揮官からの信頼の証だろう。

■旗手怜央(順天堂大→川崎/①※90+1 ②4分 ③45分)=★★★☆☆
 DFの裏への飛び出しで好機を作るも、決定機でのシュートが枠に飛ばなかった。サウジアラビア戦の後半2分、左サイドから決定機を作り出すも左足のシュートは枠を捉えられず。3戦目のカタール戦では前半35分に右クロスからMF食野の折り返しを空振りしてしまった。攻撃が手詰まりになった時に違いを出せていただけに、ゴールを決めたかった。

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