玉突き移籍が発生? 仏代表FWジルーの移籍決着か、インテルのメディカルチェックへ
インテルと個人合意報道、チェルシーのランパード監督が言及「まだ何も決まっていない」
チェルシーに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの去就にようやく決着がつきそうだ。衛星放送「スカイスポーツ」イタリア版が、週末にもインテルのメディカルチェックを受けると報じている。
一度はチェルシーにオファーを拒否されたインテルだが、新たに550万ポンド(約8億円)の移籍金を提示した模様だ。33歳のジルーはアントニオ・コンテ監督が率いるインテルと個人条件で合意に達していたが、チェルシーがより多くの移籍金を求めたという。
チェルシーとの契約が残り6カ月を切ったジルーは、今季すべての公式戦で7試合に出場し、そのうち3試合でしか先発出場していない。2年前に1800万ポンド(約26億円)の移籍金でチェルシーに加入したジルーについて、フランク・ランパード監督はその穴を埋める新たなFWが獲得できれば、放出は可能だとしていた。
「オリ(ジルー)の状況について、全員が正しいと感じられることがまず重要だ。何より、彼はクラブの契約下にいる。彼がクラブを離れられるか見てみよう。彼はここでも素晴らしいプロフェッショナルだ。多くの出場機会を得られていないが、それでもトレーニングをしっかりと積んでいる。だから私は彼を高く評価していたし、リスペクトもしている。ただ、サッカークラブのために決断をしなければいけないし、まだ何も決まっていない」
「全員がそのことについて話題にしているから、私も遠回しに話したくはない。彼の代理人はクラブと話し合いをもった。でも、クラブが正しいオファーだと感じるまで、物事は決定しない」
ランパード監督は、ジルーを放出する条件に代わりとなるFWの獲得を挙げているとされる。ジルーの移籍が決定すれば、玉突き移籍が起こるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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