バルサのセティエン新監督は「4番手のチョイス」 専門家が指摘「魅力的な指導者だが…」
シャビ、クーマン、ポチェッティーノという“ビッグネーム”獲得が叶わず4番手へ打診
バルセロナはエルネスト・バルベルデ前監督を解任し、キケ・セティエンを新監督に迎えて再始動する。ただし、61歳のセティエン監督はクラブにとって“第4の男”だったという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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サウジアラビアで開催されたスペイン・スーパーカップで敗退し、国内タイトルの一つを逃したバルセロナ。リーガではレアル・マドリードと同勝ち点ながら首位に立っていた状況で指揮官の交代を決断した。
クラブOBのシャビ監督(アル・サッド)などの新指揮官就任が噂されていたなかで、大役に任命されたのがラス・パルマスやベティスなどを指揮した経験を持つセティエン監督だった。スペインサッカーの専門家であるジャーナリストのグラハム・ハンター氏は、ポッドキャスト番組「Transfer Talk」で、セティエンは4番手候補だったと明かしている。
同氏によれば、クラブのファーストチョイスは交渉が行なわれていたとメディアでも報じられていたシャビ監督。2番手が現オランダ代表のロナルド・クーマン監督で、昨年までトットナムを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏が3番手だったという。
ハンター氏は「キケ・セティエンは(ヨハン・)クライフのメンタリティーを継ぐ魅力的な指導者だが、ぜいぜい4番目のチョイスだった」と言及していた。
大抜擢を受ける形となったセティエン監督。初のメガクラブ挑戦で結果を残すことができるのか。その手腕に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)